馴化日和

本日、11月17日の藍瑠地方は晴れ。
最低気温11度、最高気温は21度。
日中の湿度は40%前後で、南東よりの風がややありながらも日差しが心地よくとても過ごしやすい1日でした。

■11月17日計測の藍瑠さんのバイタル
 体重:15.8kg
 体温:平均38.5度(38-39)
 呼吸数:平均24回/分(20-30)
 脈拍数:平均74回/分(60-120)
 血圧:問題なし(CRT)
 尿のpH:7.0〜7.5(5-8)

術後23日目(再縫合13日目)。
立冬を過ぎているとは思えないような小春日和が続きますが、かつての行楽の秋とはこういう日々のことだったように記憶しています。
秋らしい秋がどこか行ってしまったからなんでしょうけでね。
経過は順調、嘔吐なし、排尿少なめ、排便通常。

本日隣のマンションの工事が佳境に入りかなり大きな音が鳴り響きました。
やはりというか、聞きなれない大きな音に藍瑠さんは恐怖反応を示しました。
今日だけの話であれば、扉を閉ざして音を聞かせないという(環境を変える)方法が藍瑠さんにとっては一番負担がかからないのですが、ある程度の日数大きな音にさらされる可能性があるので、拮抗条件付けによる馴化の手続きをおこないました。
動画は氾濫法を用いてますが、外に出られない食べられないという状態からのスタートだったため、出られるようになるまでは脱感作のプロセスを踏んでいます。
動画の藍瑠さんは、初っ端震えていたり途中しっぽが入り込んでいたりするので、もっと丁寧に脱感作すべきかもしれませんが、終盤様子に進展が見られるようなレベルに至ったため、氾濫法にスイッチした次第です。
がんばりどきはトレーニングの進展や個々の気質、刺激のレベルで異なります。
前提条件を無視してこの動画と同じようなことをしても馴化が進むとは限りません。
さらに言えば、これで馴化が完了したわけではありません。
明日になれば振り出しに戻っていたとしても何の不思議もないのです。
今日の段階では、少し気がまぎれることもあったかなレベルのと言えるでしょう。
藍瑠さんには、引き続いてのトレーニングが必要です。