本日、7月7日の藍瑠地方はくもり一時雨。
最低気温26度、最高気温28度。
湿度80%前後で蒸し暑さに重苦しさを感じる1日でした。
瀬菜を迎えたのは2006年7月7日の七夕。
今日はお迎え記念日でした。
去年の今頃は、いつ虹の橋を渡るのか、その懸念でいつもいっぱいでした。
その一方で、できるだけのことをしてあげたいという思いが勝り、悲しいとか辛いとかそういった感情に揺さぶられるようなことはありませんでした。
正直、今振り返ることの方がはるかに辛いです。
おそらく8月4日までは、ふとしたきっかけでこうした想いにかられるのではないかと思います。
今まで少なくない頭数の犬を見送っていますし、藍瑠さんもいるのでいわゆるペットロスの症状は少ないのかもしれませんが、多少にかかわらず、この想いが薄まるには時間の経過を待つしかないのでしょう。
薄情と思う人がいるかもしれませんが、新しい犬を早々に迎えた方が思い出というカタチに昇華され心の整理がつくのも早いように思います。
■7月7日計測の藍瑠さんのバイタル
体重:14.0kg
体温:平均38.3度(38-39)
呼吸数:平均52回/分(20-30)
脈拍数:平均72回/分(60-120)
血圧:問題なし(CRT)
尿のpH:6.0〜7.0(5-8)
体重計トレ3回目。
週一だとさすがに完璧とはいかないですねw
前足だけ体重計に乗っけるとか初っ端から惜しい動きをしたので、少しの誘導でできるようになりました。
動画001:誘導2回のあとの3回目
まあ、問題ないでしょう。
昨日バウ(おじぎ)ができないと書いたばかりですが、できましたw
今までも画像に残してますし、まるきりできなかったわけではないですが、ポーズを保持することができませんでした。
この画像も下の画像もポーズを保持したままにして、いぬらぼがぐるりと回って撮影しています。
今までは瞬間芸的なものを切り取っていたので格段の進歩といえます。
その理由として、ここのところで動きの質に変化があったということを先日書きましたが、ジオメトリの変化が確認できるため、関節の可動域や柔軟性が高まってきたことによって保持することがきるようになったと考えられます。
動作がおこないやすくなるようなカラダの馴れというのもありますが、あまりにも時間がかかる場合はフィジカルコンディションを疑ってみることも重要です。
特にフィジカルコンディションが十分でない(例えば痛いとか違和感があるとか苦痛に感じるとか)のに、できないことをさせようとして犬が嫌な思いをすれば、どんなにトリーツをチラつかせたところで正の弱化(罰)にしかなりません。
また、できないことを繰り返せば嫌なことから逃れる行動が強化される負の強化が進むだけですし、キューを出されてもやらなくてもよい状態が続けば無関係性の学習を進めてしまいます。
つまりトレーニングをすればするほど、できないことを助長することになるのです。
一方で、ハンドラーは強化子であれ弱化子であれ、何かのきっかけでできたことがあったりすると、ハンドラー自身に変動比率による部分強化消去効果がおきたり、どうにかさせようとする消去バーストがおきたりしてトレーニングを繰り返すことになるでしょう。
なので、できないということに対しては冷静に、犬とハンドラー両方の行動を分析し対処する必要があるのです。
トレーニング方法やテクニックに解決法を求めたところでフィジカルコンディションに問題があれば、できるようにはならないばかりかできないことを助長します。
時間をかけたり回数をこなせばできるようになるというのは一面としては認められることですが、その時間分回数分望まない学習を進めている可能性があるということにも留意が必要です。