買い替え日和

本日、11月13日の藍瑠地方は晴れ。
最低気温10度、最高気温は20度。
日中の湿度は40%台で、北東寄りの風が冷たく感じられる時間がありつつも気温が上がってからはとても過ごしやすい1日でした。

術後19日目(再縫合9日目)。
昨日から一転の小春日和。
藍瑠さんのまるまる寝姿もゆるみますw
経過は順調、嘔吐なし、排尿少なめ、排便通常。

iPhone12 Pro Maxに買い替えました。
今まで使っていたのはiPhoneXなんですが、夏ころからいろいろ調子が悪く、工場出荷状態に戻そうにもバックアップを作成することができず断念しなければならないというような状態でした。
ファイルの保存でエラーが出たり、データを削除してもごみファイルが残るとか、おそらくは内臓SSDにエラーが出ていたのではないかと想像します。
それ以外にもWi-Fi系のエラーとか、カメラの熱暴走とか、いわば満身創痍な状態で運用してきたのですが、さすがに何かあると失うものが大きいので、時期が時期なのでiPhone12 Pro Maxが出るのを待って買い替えました。
iPhoneは国内最初のiPhone3gから使っていますが、一度も見たり試してみたりすることなく、しかもApple製品の初期ロットを買うなどApple歴25年にして初めてのことです。
それぐらいiPhoneXが危機的状態だったということなんですけどねw

さて、iPhone12 Pro Maxですが、巷では大きいと言われています。
確かにiPhone史上最大の大きさでしょう。
ただ、大きいといえば大きいのですが、個人的には特筆されるほどの大きさには感じられません。
画面は6.7インチと間違いなく大きいです。
大きいは正義と言えるほど見やすいです。
ただ、筐体の大きさはMax系でなくともPlus系の筐体を使ったことがある人だったらそこまで大きいとは感じることはないのではないでしょうか。
筐体のサイドがラウンド形状からiPhone4系やiPadPRO系の裁ち落とし系になったことで、一見分厚く大きいように見えますが、並べてみると劇的に大きさが違うわけではありません。
画面の大きさは比べるまでもなく大きいですけどねw
このサイズだと基本両手オペレーションになるでしょうが、ストラップとかリングとか落とさない仕組みを備えていれば、ある程度の片手オペレーションもできなくなないです。
画面の右上のオペレーションはさすがに諦めますけどねw

iPhone12 Pro Maxにした最大の動機はカメラの機構が他の3機種とは一部異なるからです。
とはいえ、iPhone12シリーズの絵作りは、かなり一貫しています。
コンピュテーショナルフォトグラフィーといいますが、レンズや画像素子の大きさに制限のあるiPhoneやスマホのカメラでは得られる画質には限界があるため、それをAIによる計算によって補完していくというのが昨今の主流になっています。
そのため、無印iPhone12で撮ろうがiPhone12 Pro Maxで撮ろうが、ぱっと見の絵作りにはあまり差が見られなくなっています。
これはすごいことです。
その一方で、本体の価格差はそれなりにありますので、価格差分の差が感じられないというのはユーザーとしては少なからず腑に落ちないものがありますw
もちろん、全く同じというわけではありませんよ。

35mm換算で65mmに相当する望遠、実際問題とすればせいぜい中望遠の65mmが思いの外雰囲気のある絵作りをしてくれました。
上の画像はポートレートモードによるものですが、左の画像は65mmのレンズによるものです。
自分のキャリアはカメラマンから始まっているので、このボケ自体は決して褒められたものではないのですが、藍瑠さんの輪郭線のリアリティはやはり65mmに軍配が上がります。
それでもiPhoneXと比べたら精度の面では隔世の感があるんですけどね。
将来的には、このあたりの光学性能の限界の部分をさらにAI補完していってくれるようになって欲しいものです。
ライカ風とかキヤノン風とかの味付けができるようになるとなお良しですw
そのあたり新フォーマットのApple ProRAWでうまく対応できたりしないものかと期待してしまいます。

超広角の14mmは、撮影時間が遅めだったということもあるかもしれませんが、やたらとノイジーだったのが気になりました。
ブログに載せる程度であれば気にはならないとはいえ、正直なところ素性が良いようには感じられません。
それとスマートHDR3も乞うご期待といったところでしょうか。
これは個人の好みの問題ですが、画像の抜け感があと少し欲しいところです。
iPhone歴代の絵作りはナチュラルといえばナチュラルなんですが、ややコントラストが低めなんですよね。
とはいえ、危機的な状況にならなければiPhoneXでもこの手の撮影機器としては十分でしたし、仮にデジイチだとしても、撮影後に自分好みに後処理しますからね。
素材としては十二分でしょう。
デフォルトの広角は、あまり隙がないですね。
センサーシフト式の手ぶれ補正かどうかに関わらず、十二分な補正効果は感じられます。
小一時間ほど撮っただけなので、これからいろんなことがわかるのでしょう。