手術日和

本日、10月25日の藍瑠地方は晴れ。
最低気温11度、最高気温は21度。
日中の湿度は30%前後で、秋晴れのとても穏やかな1日でした。

藍瑠さんの手術は無事に終了しました。
ご心配いただいた方々には大変感謝しております。

さて、日頃とあまり変わりない朝を過ごし、11時にかかりつけ獣医に連れていきました。
今回の件で、以前にも増して病院そのものに対して嫌な気持ちが増しているような感じがします。
手術前にて食事抜きという条件下で、拮抗条件付けられるような実行力のある対応は限られており、しかもいつもと様子が違うことを敏感に感じ取っている藍瑠さんを瞬間的に心変わりさせられるような手札となるとなかなかに厳しい注文です。
看護師さんにリードを預けた途端に診察室に入るの断固拒否状態になってしまった際には、いぬらぼも一緒に行く体にて診察室から処置室まで送り出したことについては、確かに瞬間的な心変わりはさせられたものの、その後の藍瑠さんの感情を察するに申し訳ない気分でいっぱいになってしまいました。

手術終了の知らせは13時20分くらいにもらい、麻酔が覚め少し落ち着いたころを見計らって藍瑠さんの様子をみに行ったところ、やはりというか案の定というか、どうやらひと暴れしたあとだったようで、少しばかり疲れ果てた感じがありました。
術後数時間しか経っていないため、それなりに痛いことが推察されますが、しっぽすらほとんど降らず、喜ぶでもなく鼻を鳴らすでもなく、ただ臥せっている様子をみるにつけ、送り出した時の罪悪感が頭をもたげます。
それが擬人化バイアスだと分かっていてもですw

それよりも、部屋に犬がいないということが、これほど空虚な感じがするとは思いもしませんでした。
藍瑠さんを病院に置いて帰ってきてから何度となく、藍瑠さんがいるだろうところに無意識に顔や視線を送ってしまっていることに驚きます。
これまでも仕事の都合などで一人で過ごすことは多々ありましたが、自分の部屋に犬がいないということに対する違和感が半端ないです。
もっとも、藍瑠さんは26日の昼には退院なので、この空虚で違和感に満ちた感覚もそれまでということになるのでしょう。