川遊び考日和

本日、6月15日の藍瑠地方はくもり時々晴れ。
最低気温22度、最高気温は32度。
午前中は湿度70%前後で、午後からは50%前後。
日没後は再び湿度70%前後と暑さと湿度で息苦しさを感じられるような1日でした。

午前中は墓参りに行ってきました。
5月末に施餓鬼という法会があったのですが、後日対応ということでアレコレしてきました。

一番の重労働は、左側の植木がお隣の敷地に大きくはみ出てしまっていたのでそれをカットしたことでしょう。
お隣さんには大変ご迷惑をおかけしておりました。
もう少し雲が多い見通しでいたのに、炎天下の中思いの外時間がかかりゆでダコのようになってしまいました。
少ない日陰で休んでいた藍瑠さんもお務めご苦労さまでした。
よい笑顔ですw

墓参りの後、いぬらぼのトイレだしのために隣地の施設に向かったところで藍瑠さんの新たなウィークポイント出現。
噴水の吹き出し口の盛り上がっている白いあわあわが超こわいようです。
格別大きな音がするとか極端にサイズが変わったりしたのを見たとかでもないですが、普段見かけるものでもないですし正体不明で怪しいのでしょう。
一昨年きたときにはなんともなかったんですけどね。

5月はじめのカミナリあたりから藍瑠さんのメンタリティに大きな変化が生じているようです。
瀬菜がいなくなり防壁がなくなったことがここにきてプレッシャーとなってきたような印象を持ちます。
お姉ちゃんっこで虎の威を借るなんとやら状態だったのに、今は藍瑠さんがすべて矢面に立つことになりましたからね。
一犬であることに実感を得ているのかもしれません。

寺の墓地を出る時点で32度になってました。
あまりにも暑いので直帰せずに川にいきました。
エアコンの無機質な冷気よりも川面を流れる風の方がいぬらぼ好みです。
藍瑠さんも川遊びは大好きですしねw

前回よりさらに水位が下がってました。
感覚的には例年より30〜40cm低いのではないでしょうか。
6月でこれだけ低い水位というのは、明瞭な記憶としてはいぬらぼにはありません。

大雨の後でもなければ水位が極端には変動しなくて、この時期まで川の流れに大きな変化がないと水底の石の苔や堆積物で滑るので、大雨降って水底かき回して流してくれると滑ら無くなるのにねみたいなのがこの時期なんとなしに出てくる話題ですw

とはいえ水温も程よく、濁りもなく、におうようなこともないので問題なしです。
前回はイレギュラーで出かけたので水遊び道具一式揃えていませんでしたが、今回はライジャケ着せてます。

犬にライジャケ必要か?
と問われれば、藍瑠さんの身体能力的には必要ないと答えるでしょうw
瀬菜がティーンエイジャーになってから、いざという時のために揃えましたが、身体能力的に必要なくとも安心感が違います。
自分も泳げますが、どっぷり浸かる時はライジャケ着ます。

小型犬はマストでしょう。
この川のこの場所では前後数キロに渡って比較的穏やかですが、それでも川の流れに絶対安全はありません。
沈まないという意味では人にも犬にも安全装備は必要です。
滑って転んで流されてとなれば、足がつくからなどというのはなんの保証にもならないからです。

藍瑠さんは、泳がされっぱなしより飛び込みを好みます。
さんざんいぬらぼが飛ばしたからなのでしょうが、今では勝手に台に登って勝手に飛び込むようになりましたw
ずっと泳いでいるより一息つけるからというのもあるでしょう。

気づけば川遊び歴も14年目に突入です。
瀬菜を迎えなければ川にくることなどなかったでしょう。
超ブラックな業界にいましたから、川のせせらぎなどの1/fゆらぎにどれだけココロ癒されたことかw

水場での遊びといえば「水中毒」の話題がここ昨今必ずと言っていいほど出てきますが、水中毒を起こしかねないほど水の中にいるということ自体が間違いです。
これは犬だけでなく遊ばせている人も同じです。
プールに遊びに行くと、一定時間で強制的にあがらさた経験を持つ方もいることでしょう。

水を飲む飲まないの前に水の中にいれば、ただそれだけで体温が下がるのです。
水の中では空気中より25倍の早さで体温が奪われていきます。
これはとても危険なことです。
人の場合くちびるが紫色になるなど見た目でわかりますが、犬はガクブルになって初めて気づくことになるでしょう。
犬の方が平熱は高いですが体積は人よりずっと小さいのです。
犬が遊びたがっているからと遊ばせていれば人よりも早く低体温による弊害が生じる可能性が出てしまいます。

水温や気温、犬種・性別・年齢・体の大きさ、普段の運動の強度など、様々な要素が絡むので何分ならよいといったような定量的な判断はできません。
犬の様子をよく見ながらほどほどに。

休憩時間については、被毛が完全に乾くという状況を判断の目安にすることもあります。
気化熱によって体温が奪われていかないという意味では最低ラインと言えるでしょうが、被毛の長短によって差が生じてしまいますので絶対的な基準とはいえません。
いずれにしても、体温と体力の回復こそがマストになります。

ところで、川でも藍瑠さんのウィークポイントが出現しました。
花火の音だったと思いますが、今までにはない反応でした。
年齢的なものもあるとかもしれませんが、音に全く動じなかった瀬菜の姿は藍瑠さんの安心材料だったのだろうなと思わずにはいられません。
この辺りについては慎重に対応していきたいと思います。