本日、5月20日、藍瑠地方は曇り時々雨。
最高気温が16度と少し季節が戻ったような涼しい1日でした。
今月ももうあと10日ですね。
光陰矢のごとし…orz
本日、藍瑠さんのバイタルチェックの日。
■5月20日計測の藍瑠さんのバイタル
体重:14.3kg
体温:平均37.9度
呼吸数:平均26回/分
脈拍数:平均44回/分
血圧:問題なし(CRT)
尿のpH:6.90〜7.44
体重が5月5日の数値に戻りました。
フードの量を調節したとはいえ1週間で200gも増えるようなことはしていないので、前回12日の計測値の方が本日の藍瑠さんの表情のように微妙ということなのかもしれません。
今回は赤外線式の体温計の数値が随分と落ちていますw
おそらく室温が低いからでしょうw
とはいえ、12日より10度低くて計測値が1度ちがうということならそれもまたデータといえるでしょう。
今後の計測値に期待ですw
バイタルチェック終了後は藍瑠さんの気分を盛り立てて遊びます。
微妙だった表情もすぐに良くなりました。
ひととおり遊んでお疲れのご様子の藍瑠さんw
藍瑠さんはあらためてハウストレーニングをする必要はありませんが、ハウストレーニングをするなら、こんなときが最適です。
こんなときとは疲れているときということです。
とくにハウストレーニング初期段階では、気質によっては警戒心をもってしまっても不思議ではないほどハウスというのは怪しげなものです。
その怪しげなものから入りたいという気持ちにさせていくことがハウストレーニングのポイントになります。
そもそもハウスの目的は、犬をハウスに入れることではなく犬にハウスで休んでもらうことです。(結果としてハウスに入る)
その前提を無視してハウストレーニングをしてしまうと、犬にとってハウスは嫌なものになってしまう可能性があるのです。(個々の気質性格によります)
中でフードをあげるようにするとか、ハウスの中にトリーツを投げ入れるとか、ハウスに嫌な感情が結びつかないようにしながらトレーニングを重ねていくのに、うるさいからといってハウスに入れられたり、悪さをしたからハウスに入れられたり、元気一杯なのにハウスに閉じ込められたりすれば、ハウスに良い感情を結びつけるのは難しいと言えるでしょう。
さて、ハウストレーニングをする前は、少し多めに遊んであげます。
そもそも犬がアクティブなのは疲れていないからなのです。
犬は性質として薄暗くて少し狭い場所を好みます。
遊んで、疲れて、満足して、それからハウストレーニングをしてあげれば、やすみたいという欲求とハウスが結びついてハウスをやすめる場所と認識していきます。
ハウスが休めて安心できる場所になれば、休ませることが「ご褒美」になるのです。
同じようなトレーニングとしては、チェアステイとかベッドステイとかどこかにじっとしていてほしいトレーニングをするときはみな同じです。
動きたくない気質の犬はともかく、藍瑠さんたちのようなハイパーアクティブな犬にとっては、並みのトリーツ程度の強化子で動きたいという欲求を抑えるのは大変です。
それに、 のだということになると、じっとしているという学習を進めることができなくなってしまいます。
そのため、じっとさせたいトレーニングをするときは、動きたいという欲求が少ないときにトレーニングするようにした方が効果的です。
人は日常的に動かないことに良い感情を持つ動物ですが、犬は動かないことを良しとする動物ではありません。
ならば楽しく遊んで休んでもらって、すべてを「ご褒美」にしてしまいましょう。