本日、5月12日、藍瑠地方の最高気温は26度。
午前中は曇っていましたが、午後からは藍瑠さんに水遊びさせたくなるほどの陽射しが出ることもありました。
トータルすれば爽やかで過ごしやすい1日だったといえるでしょう。
本日、藍瑠さんのバイタルチェックの日。
■5月12日計測の藍瑠さんのバイタル
体重:14.1kg
体温:平均38.9度
呼吸数:平均25回/分
脈拍数:平均62回/分
血圧:問題なし(CRT)
尿のpH:6.57〜7.54
前回5月5日と比べると体重が減少しています。
1週間で200gは少し多いですね。
さて、何が変わっただろう。
運動量かな?
呼吸数の増加は暑くなってきた影響もあるでしょうか。
上の計測値は日が落ちて涼しくなってからの数字です。
日中は40回/分(当然安静時)くらいの時もありました。
尿のpHは全体的にアルカリ方向にシフトしてますね。
飲水量で変わりますし基準値内なので推移を見守りましょう。
どの数値にしても計測機器の精度に問題があるので、とにもかくにも参考値です。
本日の本題は藍瑠さんのチャイムトレーニング。
藍瑠さんは7歳半になるので初めてというわけではありません。
適時トレーニングしています。
今回は爪を切っているときに宅配人が鳴らしたチャイムに驚いて吠えるという事件が先日発生したので、事態が悪化しないようにチャイムトレーニングを再強化していきます。
この手のトレーニングは貯金のようなものです。
一度トレーニングして大丈夫だと思っていても、放っておくと残高ゼロなんてことになりかねません。
さらに債務が発生すると返済するのにとても苦労することになります。
債務超過、債務不履行なんてことになったら目も当てられません。
100円玉貯金よりもお手軽なので、常日頃から貯金していくことをお勧めします。
トレーニングの目指すところは、結果として必ず良いことがあり、うれしい気持ちになれることを犬に分かってもらえるようにすることだといぬらぼは考えています。
ロープ遊びはロープを離した「ご褒美」にロープで遊び(これも「ご褒美」)ます。
ボール遊びはボールを渡してくれた「ご褒美」にボールで遊び(これも「ご褒美」)ます。
つまり「ご褒美」はゴールではないのです。
「ご褒美」のあとにも「期待感」(良いこと・うれしいこと「ご褒美」)を持たせることが大切だといえます。
この「ご褒美」の連鎖をつくれれば、必ず良いこと、うれしい気持ちになれることを犬に理解してもらえるようになるでしょう。
ということは、遊びを切り上げるような時は何が「期待感」になるのでしょうか?
飼い主さん自身が「ご褒美」になれると最高です。
ロープがなくても、ボールがなくても、トリーツがなくても、この後にも何か良いこと、うれしい気持ちになれることがあるよね!と犬に「期待感」を思ってもらえれば、遊びを切り上げても犬は嫌な気持ちになりません。
ちなみに「ご褒美」になるのは、ロープやボールといった遊ぶための道具や、おいしいトリーツなどの食べ物だけではありません。
その時、犬がしたいと思っていることすべてが「ご褒美」になります。
状況に合わせて犬の望む「ご褒美」が出てくる飼い主さん。
そうなれば、飼い主さん自身が「ご褒美」になります。
自分もまだまだ道半ばですが「ご褒美」の大店を目指しているところです。
藍瑠さんが再強化したチャイムトレーニングは、トレーニングのポイント以降にロープ遊びやボール遊びを交えて書いてきたこととは、本質的には意味合いがまったくちがいます。(方法論もちがいます)
ですが、結果として良いこと、うれしい気持ちになれるという点において変わるところはありません。
終わりよければすべてよし!
もっとも、終わりは次のステップへの始まりです。
生々流転。
愛犬との関わりは留まるところがありません。
※犬種・気質・性格・年齢・性別・生い立ち・生活環境などの様々な要因を無視することはできません。
※対応の仕方はここそれぞれにちがいますので、トレーニングに不安のある方は専門家にご相談ください。