本日、5月5日、藍瑠地方は曇天。
気温が28度まで上がり日差しがないのに暑く感じられる1日でした。
こんな日はもうバイタルチェックするしかありませんw
ステイホームだしね…
いぬらぼのバイタルチェック用のツールはこんなです。
※ネタを含みます
左から右へ、
・赤外線タイプの電子体温計
・電子体温計
・pH計測器
・採尿トレー
体温計は他にもあるのですが、それぞれの返してくる数値に大きな差があります。
安物を使っているからでしょうw
個人的には、計測値の正確さはとても重要ですが、継続して記録することで相対的な変化を把握することを目的としています。
バイタルチェックは通常1ヶ月に1度くらいですが、藍瑠さんのお手入れシリーズのために連日駆り出されているからか少しムッとしているように見えます。
ガンバレ看板犬w
まずは検温をしました。
コングのペーストに夢中になっている間に計測します。
ペット用の体温計だと差し込む範囲が柔らかい素材でできていたりしますが、人間用の体温計なので直腸を突いて痛みを与えないように気をつけています。
体温計にはラップを巻いてからその上に油を塗って差し込む際の負担を少なくしています。
それより計測結果がひどいですw
健康な犬の体温は38〜39度くらいです。
※犬種差・個体差があります。
この体温計では37.4度と出ました。
2回測って2回とも37.4度だったので、そういう精度のセンサーのようです。
続けて赤外線タイプの体温計を耳に入れて計測しました。
こちらは38.8度と出ました。
複数回計ってみたところ38.6〜38.8度の間だったので、そういう精度のセンサーのようです。
この体温計自体人間用ですし犬用の赤外線タイプの体温計とはチューニングのされ方がちがうかもしれませんが、藍瑠さんに限れば偶然にも大外れをしない数値を返してくれるようです。
※瀬菜は同じように検温しても37度代の数値しか返ってきませんでした。(口腔内は安定した数値)
※人間用の体温計を使っての計測は正確さと安全性の面からお勧めできるものではありません。
※それを実証するための、これはブログいぬらぼのネタなのです。
続けて尿のpHを測ります。
藍瑠さんは過去膀胱炎になったことがあるので時々尿のpHを計っています。
※普段はリトマス試験紙レベルです。
下限とはいえ5月に入ってから飲水量が下がっているためか少し臭いが気になるときがあります。
ちなみに、犬の飲水量は60〜70ml/kgほどになります。
藍瑠さんは体重14.3kgなので、飲水量はおおよそ1L/1日です。
800ml/1日くらいは飲んでいるので不足しているレベルとはいえないでしょう。
昼頃:pH5.86。
なるほどなるほど。
夕方:pH7.23
なるほどなるほど。
尿のpHはその時々の状態で変動するので数値に違いがあるのは当然です。
次測れば数値はまた違うはずです。(追記:pH6.97)
この数値で直接何かを知ることはできませんが、本日の藍瑠さんの体調の一端が伺えます。
※pHの正常値はこのエントリーであげた他の数値よりも関連情報によってバラツキがあるように感じられます。
※大きくとると5~8の間で平均6.5程度の弱酸性あたりが望ましいくらいな感じでしょうか。
※個人的にはざっくりとした認識で良いと思っています。
※常にどちらかの数値に偏っているような場合は注意をするようにしています。
最後に、呼吸数、脈拍数、血圧を確認します。
呼吸数は胸の上下動で確認します。
平均は15〜30回/分くらいです。
藍瑠さんは平均20回/分でした。
血圧は、歯ぐきを白くなるまで抑えてから放して色が回復するまでの時間を測る方法で確認します。
CRT(毛細血管再充満時間)といいますが、正常であれば2秒以内に戻ります。
藍瑠さんは2秒以内に戻りました。
脈拍は、画像のように後ろ足の付け根の内側の動脈に指を当てて測ります。
脈拍数は小型犬が60〜80回/分、大型犬が40〜50回/分くらいが平均です。
藍瑠さんは平均60回/分でした。
■5月5日計測の藍瑠さんのバイタル
体重:14.3kg
体温:平均38.7度
呼吸数:平均20回/分
脈拍数:平均60回/分
血圧:問題なし(CRT)
尿のpH:5.86〜7.23
※上記の数値は日々のお世話としての参考値です。
※藍瑠さんの健康状態を決定づけることはできません。
※獣医学的に正しい数値が必要な場合は動物病院で計測します。